SDGs13 気候変動について考えよう

こんにちは、伸工舎です。
本日は前回お伝えしたSDGsについて、もうひとつの目標をご紹介します。

SDGs13番目の目標「13.気候変動に具体的な対策を」
について、私たちにできることを考えてみましょう。

 

まず気候変動とは?


気候変動とはさまざまな原因により、気候が比較的短期的に変動することを言います。
気候変動が起こる要因は、大別すると以下の2つです。

①自然による気候変動
自然的要因は大気の活動や地震、火山の噴火などです。

②人為的要因による気候変動
私たち人間の日常生活の中で排出される、温室効果ガスや森林伐採が考えられます。
気候変動の主な原因は温室効果ガスです。
人間の行為によって排出された温室効果ガスのうち、2010年では二酸化炭素が約65%を占めています。
2018年の世界の二酸化炭素排出量は約335億トンでした。

 

気候変動の影響


すでに日本でも過去にない豪雨により土砂崩れが発生したり、平均気温が上昇し続けています。
地球温暖化が深刻化しているという話をよく耳にする人も多いのではないでしょうか。
このまま温暖化が進むと2100年ごろには地球の温度が、最も気温上昇の大きいシナリオでは6.4℃上昇するといわれています。

 

温室効果ガス削減には再エネの導入が不可欠


世界でも温室効果ガスの排出削減に向けて、
再生可能エネルギー(以下再エネ)への移行が進んでいます。

2015年国際的な目標として「パリ協定」が定められました。
各国が目標達成に向けて進んでおり、2021年4月の「気候変動サミット」では、
参加国首脳が温室効果ガス削減の自国目標引き上げを掲げるなど、国際外交の舞台でも主要なテーマとなっています。

しかし残念ながら日本は、再エネの導入が遅れているというのが実情です。
電力をどれだけ再エネで賄っているかを表す比率では、
世界の主要各国の比率は30%前後が多い中、
日本の比率は2017年度時点で16.0%となっています。

日本の再エネは普及が進んできたとは言えど、まだまだ道半ばの状況です。

 

地球で起こっていることを知ることから始める


前回もお伝えしましたが、私たちに出来ることはまだまだ沢山あります。
まずは今、私たちが住む地球でどんなことが起こっているかを知り、
小さなことでも出来ることから、少しずつ取り組んでみてください。